A5ランクについて
A5ランクの案件は不動産業者が買取再販するレベルの案件です。業者は1年間のプロジェクト融資が基本となっています。利益が十分に取れないと金融機関から指摘を受けるため、見られ方も気にしなければなりません。利益率をしっかり確保し、プロジェクトでの失敗は許されないので、買取目線が非常に高くなります。
そのような背景があるので、一般的な投資家がA5ランクの案件を手に入れるには、現金での購入、融資特約なし、契約不適合免責が標準的です。
目線だけ高くても機会損失になるだけなので、A5を狙うのは効率的ではありません。融資特約あり、瑕疵担保ありでA5を狙うのは、「ひのきのぼう」でドラクエのラスボスに挑むようなものです。
A4ランクについて
A5で述べた業者の高い基準には達しないものの、一般の投資家が購入する物件よりも安価な案件をA4ランクと呼びます。A5と同様に、業者が競合相手となるため、現金購入、融資特約なし、瑕疵担保免責が一般的です。
A5ランクの案件が少ないため、業者もA4ランクの物件を積極的に購入しています。さらには、A3ランクの物件を購入する業者もおり、投資家よりも業者の目線が低くなっていることがあります。
カラフルで最も多く取り引きされているのが、このA4ランクの案件です。
A3ランクについて
何か一つか二つの特徴が際立っている案件をA3ランクと呼びます。具体的には、「融資条件が良い」「立地が優れている」「長期保有に向いている」などが挙げられます。最近では、長期保有を視野に入れて物件を購入する業者が増加しており、そのため業者がA3ランクの物件を購入することもあります。
ホルスタインについて
そこらじゅうで紹介されているような案件のことをホルスタインと呼んでいます。流しそうめんの一番下流で流れる、バケツに落ちる直前の麺のような案件なので、カラフルでは取り扱いません。